カリフォルニア大学バークレー校では、NI Multisimソフトウェア(回路図をグラフィカルにキャプチャ<作図>したりシミュレーションを行ったりする環境)を導入することにより、SPICEシミュレータを授業に取り入れました。MultisimとNI LabVIEW SignalExpress(対話式計測ソフトウェアで、プログラミングを必要とせずマウス操作だけで構成可能)を組み合わせて使用することにより、操作性に優れた分かりやすいグラフィカルインタフェースを使って回路設計の概念を習得することができます。
Multisimには作図用インタフェースが内蔵されており、さほど時間をかけなくても習得できるため、電気工学を主専攻としていない学生向けの回路の授業などで回路設計の概念を指導するには効果的なツールとなります。このツールの利点は、実際の実験に入る前に、学生がこれを使って「ソフト」つまり研究室で使われている計測器のバーチャル版を使用することで、より効率よく時間を使うことができる、という点にあります。そのほかにも、Multisimの利点として、LabVIEWSignalExpressとシームレスに統合できるという点が挙げられます。学生はMultisimで回路を簡単にシミュレートしてその結果をLabVIEW SignalExpressにエクスポートすることにより、シミュレーションデータと実際の計測値とを比較することができます。
NIのエレクトロニクス教育プラットフォームを使用することにより、学生は短時間で回路の設計、シミュレーション、テスト、プロトタイプ作成まで行うことが可能となります。
MultisimとLabVIEW SignalExpressはNIエレクトロニクス教育プラットフォームに含まれており、そこにはNI ELVIS(NI EducationalLaboratory Virtual Instrumentation Suite)とLabVIEWも含まれています。いずれも回路設計の概念を指導するには最適なツールです。このプラットフォームを使用することにより、Multisimで回路の設計・シミュレーションを行い、NI ELVIS上でプロトタイプを作成し、実際の計測データとシミュレーションから得られたデータをLabVIEWやLabVIEW SignalExpressを使って比較します。この一連のツールチェーンを使用することにより、学生は教室で習う理論と実際の信号を使って行う実験とを相関付けて学ぶことができます。
NIの回路・エレクトロニック設計に関する製品についての詳細は、ni.com/jpにアクセスの上、Info Code欄に「nsi8107」と入力するとご覧いただけます。
教科書で習った回路図をMultisimでシミュレートしてみよう
Microelectronic Circuits, Fifth Edition
Adel S. Sedra、Kenneth C. Smith共著
(Oxford University Press)
Microelectronic Circuitsはデジタルエレクトロニクスの基本概念を学ぶのに最適なテキストです。すぐにシミュレーションに応用できる30種類以上のMultisim回路ファイルをダウンロードして、マイクロエレクトロニックサーキットの設計に役立てることができます。
Microelectronic Circuits で取り上げられているMultisim回路ファイルは、ni.com/jpにアクセスの上、Info Code欄に「nsi8108」と入力するとダウンロードできます。
Basic Engineering Circuit Analysis, Ninth Edition
J. David Irwin、R. Mark Nelms共著
(John Wiley Press)
Basic Engineering Circuit Analysisはその優れた問題解決手法と回路図解析のコンセプトへの導入の仕方から非常に高い評価を得ています。MultisimとLabVIEW MathScriptのチュートリアルのほか、50種類以上のMultisim回路ファイルを用意している同書は、学生の学習にとって最適なソリューションとなるでしょう。
Basic Engineering Circuit Analysis用のMultisim 回路ファイルはni.com/jpにアクセスの上、Info Code欄に「nsi8109」と入力するとダウンロードできます。
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