LabVIEWプラットフォームDVDを使用した容易なインストール
概要
過去20年間で、NI LabVIEWシリーズの製品はアドオンモジュールおよびツールキットを合わせて25を超えるまでに数を増し、システムへのインストールもそれに従って複雑性を増しました。このインストールプロセスを容易にするため、ナショナルインスツルメンツは、LabVIEWバージョン8.6をDVDセットにして配布しています。ソフトウェア業界では通常こうした方法が取られています。ほとんどのLabVIEW製品は、3枚のLabVIEWプラットフォームDVDにNIデバイスドライバとともに含まれています。インストールの容易化に加えて、DVDを使用して、全てのLabVIEWソフトウェアのフル機能バージョンをお試しいただけます。
目次
背景
通常、自動テスト、工業用制御、組込設計といったアプリケーションでは、デスクトップ用のLabVIEWパッケージのみを使用するのではなく、LabVIEW Real-TimeやLabVIEW FPGAといったモジュールを組み込む可能性が高くなります。以前は、こうしたソフトウェアを全てインストールするには、CD6枚、メディア交換5回、およびコンピュータ再起動4回が必要でした。また、ラインセス契約の同意やシリアル番号の入力といったステップがいくつもあったため、ユーザの操作が何度も必要になりました。新しいLabVIEWプラットフォームDVDでは、これと同じインストールがたったの2枚のDVDで完了できます。インストーラを構成したら、DVD 2をドライブに挿入する以外に何の操作も必要ありません。

図1. LabVIEWソフトウェアはわかりやすく整理されているため、インストールまたは評価するソフトウェアがすぐに見つかる。
LabVIEWプラットフォームDVDには次のNIソフトウェアが含まれています。これらのソフトウェアはLabVIEW 8.6用にマスコンパイルされています。LabVIEW 8.6ルートディレクトリの下のみにインストールしてください。
- NI LabVIEWパッケージ
- NI LabVIEW適応フィルタツールキット
- NI LabVIEW上級信号処理ツールキット
- NI LabVIEWアプリケーションビルダ、Windows用
- NI LabVIEW制御系設計/シミュレーションモジュール
- NI LabVIEWデータベースコネクティビティツールキット
- NI LabVIEWデータロギング/監視制御モジュール
- NIデジタルフィルタ設計ツールキット
- NI LabVIEW DSPモジュール
- NI LabVIEW FPGAモジュール
- NI LabVIEWインターネット開発ツールキット
- NI LabVIEWマイクロプロセッサSDK
- NI LabVIEW Mobileモジュール
- NI Motion Assistant
- NI LabVIEW PID制御ツールキット
- NI Real-Time 実行トレースツールキット
- NI LabVIEW Real‐Timeモジュール
- NI LabVIEWレポート生成ツールキット、Microsoft Office用
- NI LabVIEW SignalExpress
- NI LabVIEWシミュレーションインタフェースツールキット
- NI LabVIEWシステム同定ツールキット
- NI LabVIEWステートチャートモジュール
- NI LabVIEWタッチパネルモジュール
- NI LabVIEW VIアナライザツールキット
- LabVIEW対応NI Vision開発モジュール
- NIデバイスドライバ
別途プラットフォームDVDに含まれるLabVIEWモジュールおよびツールキットをダウンロードするには、ni.com/labview/family をご覧ください。
LabVIEWプラットフォームDVDを使用すれば、CDを使用して LabVIEWモジュールおよびツールキットをインストールする必要はもうありません。ナショナルインスツルメンツは、プラットフォームDVDを使用したインストールによって、LabVIEWとアドオンの互換性を確実にすることを強くお勧めいたします。LabVIEWプラットフォームDVDから製品をインストールするには、次の手順に従ってください。
なおこの情報はLabVIEW 8.6 リリースノートに詳しく記載されています。
1.DVD 1をドライブに挿入して、評価する製品を選択してインストールします。初期設定ではLabVIEWとデバイスドライバのみがインストールされるよう構成されいますので、必要に応じてモジュールおよびツールキットを追加してください。

図2. LabVIEWパッケージとともに25を超えるアドオンモジュールおよびツールキットをインストール可能。
2.ユーザ情報を入力後に、購入した製品のシリアル番号を入力します。製品を評価する場合、またはNI License Managerを使用して後でシリアル番号を入力する場合は、シリアル番号のフィールドは空白にしておきます。

図3. LabVIEWプラットフォームDVDの製品を評価する場合は、シリアル番号は空白にしておく。
3.インストール先のディレクトリを選択して、表示されたライセンス契約に同意します。インストールする全製品のライセンス契約の同意書は同じ画面の異なるタブにあることにご注意ください。全インストールプロセスを通してライセンス契約が表示されるのはこの場面だけです。

図4. ライセンス契約が1つにまとめられることによって、必要とされるユーザ操作の回数が制限される。
4.インストールの確認画面で、インストール中にディスクの変更が必要な部分を確認します。ディスク交換に関する注釈が画面下に表示され、特定のユーザ操作に関する説明がアスタリスクで示されます。

図5. LabVIEWインストールの全プロセスを監視する必要がなくなった。ハイライトされたインストール指示は、ユーザ操作またはディスク交換が必要な部分を示す。
5.指示が表示されたら、プラットフォームDVD 2またはドライバDVDを挿入します。

6.ドライバDVDでも同様にインストールするデバイスドライバを選択することが可能です。モジュールやツールキットを追加すると自動的に必要なドライバが含まれますが、ほかに追加したいサポートファイルがある場合はこの画面で選択します。

6.インストール結果で、製品が正常にインストールされたことを確認します。インストール後は再起動する必要があります。
LabVIEWプラットフォームDVDを使用して製品をインストールする際、次の5つの点を知っていると便利です。
1.インストールを構成するだけでOK – 製品ツリーに含まれる製品をインストールする場合、3つのオプションがあります。「インストール」、「カスタムインストール」、「インストールしない」です。「インストール」を選択すると、インストーラはデフォルト設定で実行されます。この場合、インストール前にこの製品の製品ツリーは表示されず、したがってユーザ操作も不要です。インストールする製品を全て「インストール」に設定すると、DVDを交換する以外のユーザ操作は不要です。

図6. 「インストール」オプションを選択すると、インストール中に必要なユーザ操作の回数は大幅に減る。
2.インストールをカスタマイズ – 「カスタムインストール」を選択すると、インストールに新たなステップが増えますが、各製品とともにインストールするコンポーネントを選択できるようになります。「カスタムインストール」を選択すると、その製品のインストール前に製品ツリーが表示されます。製品ツリーのない製品には「カスタムインストール」オプションはありません。

図7. 「カスタムインストール」オプションを選択すると、インストール中に製品ツリーが表示される。
3.既存のシリアル番号を使用 – LabVIEW製品のシリアル番号は永久に有効です。アップグレードおよびSSPを契約している場合は、購入したLabVIEWソフトウェアのインストールおよびアクティブ化に既存のシリアル番号を使用する必要があります。
4.評価したソフトウェアを購入しても再インストールは不要 – プラットフォームDVDに入っているLabVIEW製品を評価する場合、その製品はフル機能バージョンでシステムにインストールされます。その製品を購入することにした場合、ソフトウェアをアンインストール/再インストールする必要はありません。評価期間を過ぎている場合でも同様です。NI License Managerを開き、シリアル番号を使用して購入したソフトウェアをアクティブ化します。
図8. NI License Managerを使用すれば、以前にインストールして評価した製品を購入した際にその製品をアクティブ化できる。
5.DVDドライブがなくてもLabVIEWプラットフォームDVDに入っている製品はインストール可能 – インストール先のマシンにDVDドライブがない場合、ni.com/info で「lvcd」と入力して、ソフトウェアのインストール方法を参照してください。
LabVIEWパッケージをモジュールおよびツールキットとともにインストールする場合、以前は、何枚ものCDを使用して、長くて複雑なプロセスをこなす必要がありました。LabVIEW 8.6では、25を超えるLabVIEW製品とNIデバイスドライバをたった3枚のDVDでインストールできます。これらのLabVIEWプラットフォームDVDで、実質全てのLabVIEW製品を簡単に評価できます。インストーラを構成すれば、ユーザ操作なしでソフトウェアをインストールすることができます。
- LabVIEW 8.6の新機能に関する詳細については、当社サイト(ni.com)の LabVIEW 8.6ポータル をご参照ください。
- 新機能をお試しになる場合は、LabVIEWオンライン をご利用ください。
- LabVIEWプラットフォームDVDのヘルプ
- マニュアル:LabVIEW 8.6アップグレードノート
- マニュアル:LabVIEW 8.6リリースノート
法律関連事項
本チュートリアル(以下「チュートリアル」という)は、National Instruments(以下「NI」という)によって作成されたものです。本チュートリアルは、NIにてサポートされていますが、本チュートリアルの内容に関するテストや検査が完全に行われていない可能性があり、チュートリアルの品質について、もしくは、関連製品およびドライバの各改訂版に対するサポート継続については、何らの保証も適用されません。本チュートリアルは、いかなる保証もなく「作成された状態のまま」で提供されており、ni.com/jpの使用条件に特別に規定されている特定の制約事項に従うものとします。 (http://ni.com/legal/termsofuse/japan/ja/)
