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ドキュメントタイプ: チュートリアル
NI 製品対応: 有り
発行日: 2008/12/02


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業界規格のPXIプラットフォームをテスト/計測用途で採用するメリット

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業界規格であるPXI(PCI eXtensions for Instrumentation)のオープンアーキテクチャに基づいたモジュール式計測システムは、手頃な価格の高性能PCベース計測システムを実現します。PXI計測システムは、PC技術の低コスト、使いやすさ、および高い柔軟性を活かすことができます。他の計測用規格と比較すると、PCI/PCI Expressバスやプロセッサなどの最新PC技術を取り入れているので、スピードが大幅に向上します。さらに、タイミングと同期機能も優れているため、複数の計測モジュールが同期されたカスタム仕様の複合計測器も実現できます。


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歴史
PXIが登場したのは1997年です。複雑な計測システムに対する需要が高まっていた当時、業界のオープン規格として発表されました。この規格を管理しているPXI Systems Alliance(PXISA)には、68社を超える企業が参画しており、1,200種類を超えるPXI製品が提供されています。PXISAは、PXI規格の推進による互換性の確保、およびPXI仕様の維持に努めています。PXISAの詳細については、pxisa.orgをご参照ください。

PXIの特長
PXIプラットフォームの最大の特長であるPCベースのアーキテクチャと高度な同期機能により、優れた性能が実現します。ナショナルインスツルメンツおよびPXISAでは最先端の計測モジュールを多数提供しています。これらのモジュールを組み合わせることにより、複雑なデータ集録から製造テストの自動化まで、あらゆる計測システムを構築することができます。

  • 現在市販されている1,200種類を超えるPXI製品の中から、ニーズに合った計測ハードウェアを見つけて自由に組み合わせることが可能。
  • PCベースなので、高度なプロセッサなどの最新PC技術を活用し、複雑な信号解析や自動測定のスピードアップが可能。
  • PCIバックプレーンは、標準的なGPIBより100倍優れた132 MB/秒の最大スループットを提供するため、自動計測のスピードアップにつながる。
  • 高度なタイミング/同期機能によってモジュール間の緊密な統合が可能となり、全体の計測確度の向上、および拡張可能な多チャンネルの同期システムが実現できる。
  • 1つのシャーシにつき最大17個のモジュールが使用可能なので、大規模、複雑でありながらコンパクトなシステムが実現可能。
  • 使い慣れたPC環境が使用できるため、特別なトレーニングが不要。


信頼性に優れたシステム
PXIは、CompactPCI規格に基づいて構築されており、信頼性が強化されています。CompactPCIの特長は、長年にわたり工業環境で利用されてきた堅牢なモジュール式Eurocardアーキテクチャを使用している点にあります。加えて、IEEEがこのアーキテクチャのサイズと機械コンポーネントの規格を定めたため、多数のメーカーが機械的に互換性のあるコンポーネントを供給するようになりました。モジュール構造は、構成や構成変更、修復が容易で、平均修復時間(MTTR)も短くて済みます。PXI規格で、CompactPCI規格をさらに拡張して文書化と電力、冷却、EMC、および環境テストに関する要件を規定したのも、PXIシステムの信頼性が高くなった理由の一つです。

システムコストの削減
PXIを使用することにより、本来高価になる特別仕様の高確度計測や同期、タイミングといった機能を比較的低価格で利用できるようになります。汎用PC技術の採用によるコスト削減は、PXIの使用によって実現されるコスト削減のほんの序章にすぎません。PXIを使用すれば、実験室と製造現場で、使い慣れた同じ技術を利用することができるのです。つまり、使い慣れているソフトウェアを使用することで、新システム導入時のスタッフのトレーニングや、再トレーニングにかかる費用を抑えることができます。このように、PC技術に基づいたPXIは、部品のコスト削減、使い慣れたソフトウェアの利用、システムの再利用といったメリットをもたらします。

参考資料
PXIとは?
PXI Systems Alliance
PXIパンフレット(英語)

 

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法律関連事項
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