ビルド仕様を使用する



LabVIEW 2018ヘルプ


発行年月: 2018年3月
製品番号: 371361R-0112
製品情報を参照

ダウンロード (Windowsのみ)


LabVIEW 2015ヘルプ
LabVIEW 2016ヘルプ
LabVIEW 2017ヘルプ
LabVIEW 2018ヘルプ
LabVIEW 2019ヘルプ

プロジェクトエクスプローラウィンドウのビルド仕様を使用して、LabVIEWビルドのビルド仕様を作成して構成します。ビルド仕様には、含めるファイル、作成するディレクトリ、VIの設定など、ビルドに関するすべての設定が含まれています。以下の表には、各ビルドの仕様に対するLabVIEW要件が記載されています。

ビルド仕様 要件
スタンドアロンアプリケーション アプリケーションビルダまたはプロフェッショナル開発システム
インストーラ アプリケーションビルダまたはプロフェッショナル開発システム
.NET Interopアセンブリ アプリケーションビルダまたはプロフェッショナル開発システム
パッケージ アプリケーションビルダまたはプロフェッショナル開発システム
パックライブラリ アプリケーションビルダまたはプロフェッショナル開発システム
共有ライブラリ アプリケーションビルダまたはプロフェッショナル開発システム
ソース配布 ベースパッケージまたは開発システム
ウェブサービス ベースパッケージまたは開発システム
zipファイル アプリケーションビルダまたはプロフェッショナル開発システム
メモ  スタンドアロンアプリケーション、共有ライブラリ、インストーラ、ZIPファイルを作成するには、アプリケーションビルダをインストールする必要があります。LabVIEWプロフェッショナル開発システムにはアプリケーションビルダが含まれています。LabVIEWベースパッケージまたは開発システムをご使用の場合は、ナショナルインスツルメンツのウェブサイトからアプリケーションビルダを別途購入いただけます。アプリケーションビルダを既に購入されている場合は、ヘルプ→LabVIEWコンポーネントをアクティブ化を選択し、製品をアクティブ化してください。

ビルド仕様インタフェースはビルド仕様タイプをカスタマイズできるようにする一連のダイアログボックスです。各ダイアログボックスには、各ビルド仕様タイプに対する固有ページがあります。たとえば、スタンドアロンアプリケーションの構築時に、アプリケーションプロパティダイアログボックスでスタートアップで起動するVIと常に含めるVIを選択できます。

メモ  プロジェクトエクスプローラウィンドウで以前ビルド仕様を非表示にした場合、再度その項目を表示して、プロジェクトエクスプローラウィンドウでその項目にアクセスする必要があります。

以下のビルド仕様のタイプを作成および構成することができます。

  • スタンドアロンアプリケーション―他のユーザに実行可能なVIを提供するには、スタンドアロンアプリケーションを使用します。ユーザがLabVIEW開発システムをインストールせずにVIを実行する場合にはスタンドアロンアプリケーションが便利です。スタンドアロンアプリケーションはLabVIEWランタイムエンジンが必要です。(Windows)アプリケーションは.exe拡張子です。(macOS) アプリケーションの拡張子は.appです。
  • インストーラ(Windows) インストーラを使用して、スタンドアロンアプリケーション、共有ライブラリ、およびアプリケーションビルダで作成するソース配布を配布します。LabVIEWランタイムエンジンを含むインストーラは、ユーザがLabVIEWをインストールせずに共有ライブラリを使用したり、アプリケーションを実行したりする場合に便利です。
  • .NET Interopアセンブリ(Windows) .NET Interopアセンブリを使用して、VIをMicrosoft .NET Framework用にパッケージします。アプリケーションビルダを使用して.NET interopアセンブリをビルドするには、.NET Framework 4.0をインストールする必要があります。
  • パッケージ(Windows 64ビット) パッケージを使用して、ソース配布、パックプロジェクトライブラリ、共有ライブラリ、.NETアセンブリ、または実行ファイルをクライアントに配布します。パッケージは、NIパッケージマネージャまたはSystemLinkを介してクライアントに配布します。クライアントはパッケージマネージャーまたはSystemLinkを使用してフィードをサブスクライブし、パッケージを検索してインストールできます。パッケージの拡張子は.nipkgです。(NI Linux Real-Time) LabVIEW Real-Timeモジュールをインストールすれば、NI Linux Real-Timeターゲットでもopkgパッケージ (.ipk) を作成できます。クライアントは、SystemLinkまたはNI Linux Real-Timeターゲットのコマンドラインからパッケージをインストールできます。パッケージマネージャは、.ipkファイルをサポートしていません。
  • パックプロジェクトライブラリ―パックプロジェクトライブラリを使用して、複数のLabVIEWファイルを1つのファイルにまとめることができます。したがって、VIをパックライブラリにすると、デプロイするファイル数が少なくなります。パックライブラリのトップレベルファイルは、プロジェクトライブラリとなります。パックライブラリに含まれる1つまたは複数のVI階層は、特定のオペレーティングシステム用にコンパイルされます。パックライブラリには、.lvlibpという拡張子が付けられます。
  • 共有ライブラリ―LabWindows™/CVI™、Microsoft Visual C++、およびMicrosoft Visual Basicテキストベースのプログラム言語を使用してVIを呼び出す場合は、共有ライブラリを使用します。共有ライブラリを使用することにより、LabVIEW以外のプログラミング言語でも、LabVIEWで開発したコードにアクセスすることが可能になります。他の開発者と、VIで作成した機能を共有したい場合に共有ライブラリを使用すると便利です。他の開発者は共有ライブラリを使用できますが、デバッグが有効でない場合は、ブロックダイアグラムを編集または表示することができません。(Windows)共有ライブラリの拡張子は.dllです。(macOS) 共有ライブラリの拡張子は.frameworkです。(Linux)共有ライブラリの拡張子は.dllです。.soを使用するか、冒頭にlib、末尾に.soを付加して、その後オプションとしてバージョン番号を追加することもできます。これにより、そのライブラリを別のアプリケーションでも使用できるようになります。
メモ  (Linux)LabVIEWと一緒にインストールするlibstdc++.soライブラリについては、ni.com/jp/infoでInfo Codeにexjze4と入力してください。
  • ソース配布―ソース配布を使用して、一連のソースファイルをパッケージ化します。ソース配布は、その他の開発者にLabVIEWで使用するコードを送信する場合に役に立ちます。指定されたVIの設定を構成して、パスワードの追加、ブロックダイアグラムの削除、またはその他の設定の適用を行うことができます。また、VIとサブVI間のリンクを壊すことなく、ソース配布においてVI用に別の出力先ディレクトリを選択することができます。
  • Zipファイル―ファイル、またはLabVIEWプロジェクト全体を単一の移動可能なファイルとして配布するには、Zipファイルを使用します。zipファイルには、ユーザに送信可能な圧縮ファイルが含まれています。zipファイルは、選択したソースファイルを他のLabVIEWユーザに配布する場合に便利です。また、Zip VIを使用してZipファイルをプログラム的に作成することもできます。

これらのファイルをLabVIEW開発システムなしで配布できますが、スタンドアロンアプリケーションおよび共有ライブラリのユーザは、LabVIEWランタイムエンジンをインストールする必要があります。



アプリケーションの作成および配布」ホーム



この記事は役に立ちましたか。

役に立たなかった