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Forループは、ループ内のサブダイアグラムと呼ばれるコード部分を一定の回数実行します。サブダイアグラムの実行回数は、カウント(N)端子によって設定されます。サブダイアグラムの各繰り返しは、「反復」と呼ばれます。
Forループは、ある操作を特定の回数実行する場合に使用します。たとえば、ファイルに特定の数の測定値を書き込む場合、測定値をファイルに書き込むコードをForループ内に配置します。書込み操作の実行回数は、カウント端子に配線する数値によって決定されます。Forループは、サブダイアグラムを指定された回数実行すると停止します。
特定の条件が満たされた場合にForループを停止するには、条件端子を追加します。Forループは、条件端子を追加すると、条件が満たされたとき、または指定された反復の回数が完了したときに停止します。
Forループでは、デフォルトでは1つの反復から次の反復にデータが渡されません。前回の反復のデータを次の反復に渡して使用するには、Forループにシフトレジスタを追加します。たとえば、1つの反復における数学演算の結果を、次の反復における数値演算の初期値として使用するには、シフトレジスタを使用します。
Forループの入力トンネルに配列を配線すると、デフォルトで自動指標付けが有効になります。自動指標付けが有効になっていると、Forループは、ループの反復ごとに配列全体を読み取って処理するのではなく、配列の要素を1個読み取って処理します。Forループでデータをどのように処理したいかに応じて、自動指標付けを有効にしたり、無効にしたりすることができます。
VIの実行においてForループの高速実行が不可欠であり、VIを実行するマシンに複数のプロセッサが装備されている場合は、エラーや警告が発生しない場合に限り並列Forループ反復を有効にします。並列反復を有効にすると、プロセッサが反復を同時に実行するためパフォーマンスが向上します。
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