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ネットワークを介してシェア変数を読み書きするには、まずシェア変数をシェア変数エンジン(SVE)にデプロイする必要があります。シェア変数をデプロイすると、SVEにシェア変数のためのメモリ領域が作成されます。シェア変数をデプロイ解除すると、そのシェア変数に割り当てられていたメモリリソースは開放されます。
シェア変数ノードを使用してシェア変数を読み書きするVIを実行すると、LabVIEWはそのシェア変数を含むプロジェクトライブラリを自動的にデプロイします。ただし、アプリケーションが終了しても、LabVIEWはプロジェクトライブラリを自動的にはデプロイ解除しません。このため、シェア変数ノードを使用してシェア変数を読み書きする場合は、シェア変数をあらかじめデプロイする必要はありませんが、シェア変数に割り当てられたメモリリソースを開放するにはそのシェア変数をデプロイ解除する必要があります。さらに、他の方法を使用してシェア変数を読み書きする場合は、シェア変数を明示的にデプロイする必要があります。次の一覧は、シェア変数をデプロイおよびデプロイ解除する方法を記載しています。
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メモ シェア変数を使用するスタンドアロンアプリケーションを配布する予定がある場合は、LLBまたは実行ファイルに.lvlibファイルを含めないでください。アプリケーションプロパティダイアログボックスのソースファイル設定ページを使用して、.lvlibファイルの出力先を実行ファイルまたはLLB外の出力先に変更します。 |
シェア変数をデプロイするには、プロジェクトエクスプローラウィンドウでそのシェア変数が含まれているプロジェクトライブラリを右クリックし、デプロイを選択します。この動作により、プロジェクトライブラリ内のすべてのシェア変数がSVEへデプロイされます。シェア変数ノードを使用する方法以外では、シェア変数を読み書きするアプリケーションを実行する前にこの動作を実行します。
シェア変数をデプロイ解除するには、そのシェア変数が含まれているプロジェクトライブラリを右クリックし、デプロイ解除を選択します。
(Windows) 実行時にシェア変数をデプロイするには、アプリケーションプロパティダイアログボックスのシェア変数のデプロイにあるアプリケーションの実行時にシェア変数ライブラリをデプロイチェックボックスをオンにします。
また、どのプラットフォームにおいても、ライブラリをデプロイおよびライブラリをデプロイ解除を使用して、シェア変数が含まれているライブラリをデプロイおよびデプロイ解除することができます。たとえば、次の図では、「変数コンテナを検索」関数がプロジェクトライブラリ内のシェア変数を検索する前に、ライブラリをデプロイメソッドがMy Library.lvlibをデプロイします。その後、「変数接続を開く」関数がそれらのシェア変数の接続を開きます。
次の図では、「変数接続を閉じる」関数がプロジェクトライブラリ内のシェア変数の接続を閉じた後、ライブラリをデプロイ解除メソッドがMy Library.lvlibをデプロイ解除します。
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