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シェア変数の読み書きの方法を選択する際には、次のような要素を考慮する必要があります。
次の表には、ネットワークを介してシェア変数を読み書きする場合に使用可能な各方法の使用例、利点、および欠点が記載されています。
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メモ 次の機能を使ってシェア変数を読み書きするアプリケーションをプログラムした後、それらのシェア変数をデプロイしてネットワークで使用できるようにする必要があります。 |
シェア変数の読み書きの方法 | 推奨用途 | 利点 | 欠点 |
---|---|---|---|
シェア変数関数をプログラム的に使用 | 多数のシェア変数を読み書きする場合。たとえば、特定のプロジェクトライブラリから倍精度データタイプの50個のシェア変数を読み込む必要がある場合、シェア変数をプログラム的に読み込む方法が最も効率的。 |
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特定の条件を満たすシェア変数を読み書きするアプリケーションをプログラムする必要があるため、他の方法と比べてプログラミングが複雑。 |
シェア変数ノードを使用 |
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制御器と表示器を使用 | HMIアプリケーションで、データを低速レートで読み書きする場合。たとえば、温度センサの最新値を数秒に1回表示する場合は、表示器でシェア変数を読み取る。 | プログラミングが容易。制御器または表示器でシェア変数を読み書きするには、シェア変数をプロジェクトエクスプローラからアプリケーションのフロントパネルへドラッグする。 |
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既存のデータソースを使用 | シェア変数機能をサポートしないデータソースに対してシェア変数機能を使用する。たとえば、Real-Timeターゲットは、DSCモジュールのロギングおよびアラームプロパティをサポートしない。このため、Real-Timeターゲットのシェア変数に対してDSCモジュールのロギングおよびアラームプロパティを設定する必要がある場合は、開発用コンピュータ上に新規のシェア変数を作成し、そのシェア変数をCompactRIOターゲットのシェア変数で書き込んでから、開発用コンピュータでシェア変数をロギングやアラームを使用できるように構成する。 |
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データソースに対してシェア変数機能を使用する必要がない場合や、データソースがすでに必要な機能をサポートする場合は、データソースを直接読み書きできるため、この方法は非効率的。 |
DataSocket関数を使用 | MacおよびLinuxコンピュータからシェア変数を読み書きする。 | DataSocket関数は、MacおよびLinuxコンピュータからシェア変数を読み書きする場合に使用できる唯一のプログラミングツール。 |
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変数ウェブサービスを使用 | HTTPをサポートするウェブ対応プラットフォームからシェア変数の読み書きを行う。 |
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HTTPをサポートする多くのウェブ対応プラットフォームでシェア変数機能を使用する必要がない場合、この方法は効率が悪く、他の方法よりも多くのプログラミングが必要になります。 |
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