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LabVIEWは複数の異なるイベントを生成できます。イベントストラクチャで処理したいイベントを指定するには、イベント登録を使用します。イベントを登録すると、特定のイベントが発生した場合にLabVIEWが通知を送信します。LabVIEWでは、イベントをスタティックまたはダイナミックに登録することができます。スタティック登録を使用すると、LabVIEWが常にイベントをキューしてイベントが発生すると通知を送信します。たとえば、フロントパネルでマウス移動イベントをスタティック登録すると、LabVIEWはユーザがその制御器の上にマウスを移動するたびにこのイベントをキューします。ダイナミック登録を使用すると、指定した状況でイベントが発生したときにのみイベントをキューして通知を送信するようアプリケーションを設計することができます。たとえば、ユーザが特定のキーを押すまでマウス移動イベントを監視する必要がない場合などです。また、ダイナミック登録を使用すると、どのVIまたは制御器でイベントを生成するかを変更したり、LabVIEWがイベントを生成するVIではなくサブVIでイベントを処理することができます。
LabVIEWは、イベントストラクチャが含まれているVIを実行する際、スタティック登録を自動的に実行します。各イベントストラクチャケースで処理したいVIのフロントパネル上のユーザインタフェースイベントを指定するようにイベントストラクチャを構成することができます。静的に登録されたイベントを処理するようにイベントストラクチャを構成するには、イベントを編集ダイアログボックスを使用します。
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メモ 別のVIのフロントパネルのイベントを処理するようにイベントストラクチャを静的に構成することはできません。 |
スタティックなイベント登録を使用するサンプルについては、examples\Structures\Event Structure\Event Structure.lvprojを参照してください。
ダイナミックなイベント登録を使用すると、イベントを生成するタイミング、生成するイベント、またLabVIEWがそれらのイベントを処理する場所を制御することができます。ダイナミックなイベント登録には以下の利点があります。
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