シェア変数のファイアウォールとネットワークアドレス変換ルータを構成する



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発行年月: 2018年3月
製品番号: 371361R-0112
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ネットワークで共有されるシェア変数をファイアウォールまたはルータを介して転送する場合は、ファイアウォールおよびネットワークアドレス変換(NAT)を構成する必要があります。これらを正しく構成しないと、ネットワークで共有されるシェア変数が正常に動作しない場合があります。

ネットワークで共有されるシェア変数サーバは、実行する各アプリケーションにつき1つのTCPポートに加え、TCPポート2343およびUDPポート2343を使用します。NI Publish-Subscribe Protocol (NI-PSP)プロトコルにより、使用可能なTCPポートが検出されるまで、TCPポート59110から順に数の大きい方向に検索が開始されます。構成する必要のある使用可能なポート数は、実行するアプリケーションの数により異なります。手動でNI-PSPプロトコルで使用するTCPポートの範囲を設定するには、LogosXT.iniファイルを作成し、LogosXT_BasePortパラメータとLogosXT_NumPortsToCheckパラメータで新規値を入力します。(Phar Lap ETS、VxWorks)Phar Lap ETSおよびVxWorksターゲットでは、TCPポートの範囲をni-rt.ini構成ファイルで設定します。

可能な場合、ネットワークで共有されるシェア変数の送信にはTCPを使用してください。

メモ  (オプション)UDPポートもネットワークで共有されるシェア変数サーバで使用できます。必須のUDPポート2343に加え、サーバはUDPポートの6000以降を使用します。ネットワークで共有されるシェア変数サーバが使用する6000以降のポートの数は、コンピュータで実行されているサーバの数に応じて異なります。ネットワークで共有されるシェア変数クライアントでは、UDPポートの5000以降が使用されます。ネットワークで共有されるシェア変数クライアントが使用する5000以降のポートの数は、コンピュータで実行されているクライアントアプリケーションの数に応じて異なります。サーバやクライアントが使用するポートの数を調べるには、まずファイアフォールを設定しないでTCPを使用して、必要となるポート数を確認します。

以下の手順に従って、ファイアウォール外のクライアントからファイアウォール内のサーバに接続します。ファイアウォールの構成方法は、ファイアウォールの種類によって異なります。空きポートを調べる手順については、各ファイアウォールのドキュメントを参照してください。

  1. TCPポート2343およびUDPポート2343を受信パケット用に開き、サーバ検出のためのブロードキャストを許可します。
  2. TCPポートはTCPポート59110から開始され、実行する各アプリケーションに対して1つずつ開かれます。
  3. (オプション)6000~6010の範囲のUDPポートを受信パケット用に開きます。

ファイアウォール内のクライアントから、ファイアウォール外のサーバに接続することもできます。ファイアウォールの種類によっては、特別な設定をしなくても自動的に受信パケットを通過させます。(オプション)ファイアウォールによって自動的にポートが開かれない場合は、5000~5010の範囲のUDPポートを受信パケット用に開きます。

以下の手順に従って、NATルータ外のクライアントからルータ内のサーバに接続します。ルータの構成方法は、ルータの種類によって異なります。空きポートを調べる手順については、各ルータのドキュメントを参照してください。ルータ内では1台のコンピュータだけをサーバとして使用できます。

  1. TCPポート2343とUDPポート2343をサーバを実行しているコンピュータに転送します。
  2. TCPポートはTCPポート59110から開始され、実行する各アプリケーションに対して1つずつ転送します。
  3. (オプション)6000~6010のUDPポートをサーバを実行しているコンピュータに転送します。

NATルータ内のクライアントから、ルータ外のサーバに接続することもできます。ルータの種類によっては、特に設定をしなくても自動的にポートが転送されます。(オプション)ルータによって自動的にポートが転送されない場合は、5000~5010の範囲のUDPポートをクライアントを実行しているコンピュータに転送します。

メモ  Windowsファイアウォールが有効のWindowsマシンにネットワーク変数をデプロイした場合、マシン上でホストされる変数に読み取り、書き込みできるように、\National Instruments\Shared\Tagger\tagsrv.exeおよび(Windows32ビット)\windows\system32\lkads.exeまたは(Windows64ビット)\windows\SysWOW64\lkads.exeをWindowsファイアウォールの例外リストに追加する必要があります。


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