LabVIEW 2018ヘルプ
発行年月: 2018年3月
製品番号: 371361R-0112
製品情報を参照
ダウンロード (Windowsのみ)
短い名前: Get Term Image
インストールパッケージ: ベース開発システム
クラス: 制御器メソッド
使用方法: メソッドを作成する
フロントパネルオブジェクトのブロックダイアグラム端子の画像を返します。
パラメータ
データタイプ | 名前 | 必須 | 説明 |
 | 画像深度 | いいえ | 画像のカラー深度またはサポートされている色の数を1 (1ビット、白黒)、4 (4ビット、16色)、8 (8ビット、256色)、または24 (24ビット、Trueカラー)で設定します。デフォルトは8です。
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 | 背景色 | いいえ | 画像の背景色を指定します。
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 | 画像データ | あり | 「平坦化ピックスマップ描画」VIを使用して画像をピクチャとして描画したり、「グラフィック形式」VIを使用して画像をファイルに保存するために必要な画像の情報です。
このクラスタは「JPEGファイルを読み取る」、「PNGファイルを読み取る」、および「BMPファイルを読み取る」VIの画像データ出力と似ています。- 画像タイプ—後の使用のために予約済。
- 画像深度—画像の各ピクセルを表示するのに使用するビット数である、画像のカラー深度を指定します。有効な値は、1ピクセルあたり1、4、8、および、24ビットです。
画像深度は、LabVIEWでの画像および色の値の解釈方法に影響します。
- 画像—ラスター順で画像にある各ピクセルの色を表すバイトの配列です。画像深度の値は、LabVIEWでの出力値の解釈方法を指定します。
画像深度が24の場合、各ピクセルは3バイトで色を表示します。各ピクセルの最初のバイトは赤の値、2番目のバイトは緑の値、3番目の値は青の値を示します。
画像深度が8の場合、各ピクセルは1バイトで色を表示します。各ビットの値は色の要素に対応します。この色は、赤、緑、青の値が後に続く、最上位バイトがゼロの32ビットRGB値を格納します。
画像深度が4の場合、0から15を含む画像の有効値を除いて、画像深度が8の場合と似た動作になります。
画像深度が1の場合、画像の0の値はすべて色の要素0に対応します。その他のすべての値は、色の要素1に対応します。
配列のサイズは、パッディングのため、予想以上のサイズになる可能性があります。 - マスク—ピクセルについてマスク情報を記述する各ビットのバイトの配列です。最初のバイトは最初の8ピクセルを表し、2番目のバイトはその次の8ピクセルを表すというようになります。
1ビットが0の場合、LabVIEWでは対応するピクセルを透明として描画します。配列が空の場合、LabVIEWでは透明度なしですべてのピクセルを描画します。画像内の各ピクセルに対して配列に1ビットが含まれない場合、LabVIEWは透明度なしで配列から欠如したピクセルを描画します。
- 色—画像の値に対応するRGBカラー値の配列。画像深度の値は、LabVIEWでの出力値の解釈方法を指定します。
画像深度が24の場合、LabVIEWはこの出力を無視します。画像深度が8の場合、配列に256の要素が含まれます。画像深度が4の場合、配列に16の要素が含まれます。画像深度が1の場合、配列に2の要素が含まれます。
- 境界—左上隅が(0,0)にある画像の四角形枠を表す座標を含むクラスタです。枠の右下隅には画像が含まれません。
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備考欄
次の表はこのメソッドの特性を記載しています。
データタイプ | 戻り値なし |
ランタイムエンジンで使用可能 | あり (読み取り/書き込み) |
リアルタイムオペレーティングシステムで利用可能 | あり |
VI実行中に設定可能 | あり |
フロントパネルをメモリにロード | あり |
使用前に認証が必要 | いいえ |
ブロックダイアグラムをメモリにロード | あり |
リモートアクセス可能 | あり |