変換パレットの詳細 (FPGAモジュール)

このトピックには、比較関数パレットのオブジェクトに関するFPGA固有の情報が記載されています。

メモ  このトピックの情報は、LabVIEW FPGAモジュールのバージョンによって内容が異なる可能性があります。

以下の説明は、「ブール配列を数値に変換」、「数値をブール配列に変換」、「固定小数点に変換」、「単精度浮動少数に変換」関数以外のすべての変換関数に適用されます。

シングルサイクルタイミングループ サポートあり
使用 この関数を単精度浮動小数点データタイプで使用する場合、リソース使用、レイテンシ、およびシングルサイクルタイミングループのサポートの影響については、単精度浮動小数点データタイプを使用するおよびFPGA設計で使用するデータタイプを決定するトピックを参照してください。
タイミング 変換関数は、内部レジスタを持たないため実行クロックサイクルを必要としません。固定小数点データタイプを扱う変換関数では、オーバーフローモードと丸め込みモードによってタイミングが影響を受ける可能性があります。
リソース 変換関数は単なる配線操作であるため、FPGAリソースを必要としません。固定小数点データタイプを扱う変換関数では、オーバーフローモードと丸め込みモードによってリソースが影響を受ける可能性があります。

ブール配列を数値に変換

シングルサイクルタイミングループ サポートあり
使用 FPGAモジュールは、コンパイル時に固定サイズに決定する1次元配列のみをサポートしています。「ブール配列を数値に変換」関数は、デフォルトで固定サイズ配列をその配列サイズに収まる最小の符号なし整数表記に変換します。
タイミング この関数は、内部レジスタを持たないため実行クロックサイクルを必要としません。
プロパティダイアログボックス 出力構成ページのソースに適応チェックボックスがオンである時、配列のサイズに基づいて数値のデータタイプが変更されます。以下は、数値の配列サイズとデータタイプの関係を示しています。
  • 配列サイズが0~8 (0と8を含む) の範囲内である場合、数値のデータタイプはU8です。
  • 配列サイズが9~16 (9と16を含む) の範囲内である場合、数値のデータタイプはU16です。
  • 配列がその他のサイズの場合、数値のデータタイプはU32です。たとえば、ブール配列がサイズ9の固定サイズ配列である場合、数値のデータタイプはU16です。
  • 配列の要素数が33~64 (33と64を含む) の範囲内であり、すべてが数字で表示されるようにするには、ソースに適応チェックボックスをオフにする必要あがあります。配列の要素数が64を超える場合、配列からの要素の一部が数字で表示されないことがあります。
リソース この関数は単なる配線操作であるため、FPGAリソースを必要としません。

数値をブール配列に変換

シングルサイクルタイミングループ サポートあり
使用 LabVIEW FPGAモジュールは、コンパイル時に固定サイズに決定される1次元配列のみをサポートしています。LabVIEWが配列のサイズを固定サイズに決定できない場合は、配列を手動で固定サイズに構成する必要があります。

この関数に配列やクラスタを配線できません。
タイミング この関数は、内部レジスタを持たないため実行クロックサイクルは必要ありません。
リソース この関数は単なる配線操作であるため、FPGAリソースを必要としません。

固定小数点に変換

シングルサイクルタイミングループ 固定小数点および整数入力のみでサポートされています。
使用 この関数は配列入力をサポートしません。ただし、以下の条件を満たしている場合、配列データをこの関数に要素ごとに渡すことが可能です。
  • シングルサイクルタイミングループ内のForループの中に関数を配置する
  • Forループトンネルで自動指標付けを有効にする
  • 関数をサポートされている他の関数と使用する
  • シフトレジスタまたはフィードバックノードを含まない
タイミング この関数は、切り捨てオーバーフローモードと切り下げ丸め込みモードを選択した場合、固定小数点および整数入力にクロックサイクルを必要としません。それ以外のオーバーフローモードと丸め込みモードはタイミングに影響を及ぼす可能性があります。

この関数は、単精度浮動小数点入力で複数サイクルの実行が必要です。
リソース この関数は、切り捨てオーバーフローモードと切り下げ丸め込みモードを選択した場合、固定小数点および整数入力にFPGAリソースを消費しません。それ以外のオーバーフローモードと丸め込みモードはリソースに影響を及ぼす可能性があります。

この関数は、仮数を適切な出力タイプにスケールするために入力タイプが単精度浮動小数点の場合、大量のFPGAリソースを消費します。
メモ また、「高スループット固定小数点に変換」関数を使用して、FPGAターゲットで固定小数点数学および解析を行うことができます。

単精度浮動小数に変換

シングルサイクルタイミングループ サポートなし
使用 N/A
タイミング この関数は、すべての入力タイプで複数サイクルの実行が必要です。
リソース この関数は、固定小数点または整数値を正規化して指数を計算するために、大量のFPGAリソースを消費します。リソースの使用量は、入力固定小数点または整数値の幅におおよそ比例します。


この記事は役に立ちましたか。

役に立たなかった