有理リサンプル Express VI

1つ上のパレット: FPGA数学&解析VIおよび関数

インストールパッケージ: FPGAモジュール

有理サンプルフィルタとして作用し、入力サンプルレートをL/M係数 (Lは補間係数、Mはデシメーション係数) でアップデートします。 有理サンプルは、信号のサンプルレートを、そのレートとL/M (LMも整数値) の有理係数だけ異なる別のサンプルレートに変換するプロセスです。 L=1、M>1の場合、リサンプルは整数デシメーションとなり、L>1、M=1の場合、リサンプルは整数補間となります。

有理リサンプルは、異なるサンプルレートで実行されるデジタル信号処理 (DSP) システムのインタフェースとして有効です。 LMの値を適切に設定することで、あらゆるサンプルレートの変化率を概算できます。

詳細  

ダイアログボックスオプション
ブロックダイアグラム入力
ブロックダイアグラム出力

ダイアログボックスオプション

パラメータ説明
フィルタパラメータ以下のオプションがあります。
  • L—補間係数を指定します。
  • M—デシメーション係数を指定します。
    メモ LMは同じ値にできません。
  • ストップバンド減衰—ゲインと周波数の急激な低下後よりも大きな値に減衰を指定します。 デフォルト値は80 dBです。
  • 入力サンプルレート—各入力チャンネルのサンプルレートを指定します。 LおよびM入力サンプルレートにより、出力サンプルレートが決定します。
  • 出力サンプルレート—Express VIが各チャンネルに有効な出力データを返す際の、計算後の平均レートを示します。
実装以下のオプションがあります。
  • チャンネル数—このExpress VIが処理するソースチャンネル数を指定します。
  • ソースに適応—このExpress VIが出力データタイプを決定するかどうかを指定します。 ワード長を使用して出力データタイプを決定する場合は、ソースに適応チェックボックスを無効にしてください。
  • ワード長—任意の出力ワード長を[1, 32]の範囲で指定します。 ワード長は、ソースに適応チェックボックスを無効にした場合にのみ使用できます。
  • 整数ワード長—このExpress VIが計算する出力整数ワード長を示します。
  • リセット端子を表示—このExpress VIのブロックダイアグラムに、実行時にこのExpress VIをリセットするためのリセット入力が含まれるかどうかを指定します。 リセット端子を表示チェックボックスをオンにしない場合は、FPGAのリソースを保存できます。
フィルタ応答フィルタの実際の振幅応答を表示します。
実行モード以下のオプションがあります。
  • シングルサイクルタイミングループの外側—このExpress VIをシングルサイクルタイミングループの外側で使用する場合は、このオプションを選択します。 シングルサイクルタイミングループの外側は、L/Mが1より大きい場合に無効です。
  • シングルサイクルタイミングループの内側—このExpress VIをシングルサイクルタイミングループの内側で使用する場合は、このオプションを選択します。 シングルサイクルタイミングループの内側を選択すると、スループットが有効になります。 このExpress VIをシングルサイクルタイミングループの内側で実行すると、Express VIはデータのタイミングスケジュールの作成に使用できる4つのハンドシェイク信号を提供します。 このオプションは、有理リサンプルフィルタを使用して高スループットを確立する場合に役立ちます。
  • クロックレート—このExpress VIが内部で使用するパイプラインステージのレベルを指定します。 ステージ数を増やすと、このExpress VIがシングルサイクルタイミングループの内側シングルサイクルタイミングループの外側の両方でコンパイル可能なクロックレートが向上します。 このオプションによってクロックレートが明示的に設定されることはありません。
    メモ クロックレートの値を調整すると、FPGAリソースの使用量とこのExpress VIのレイテンシが増えます。 レイテンシの増加は、このExpress VIが有効な結果を返すために必要な時間が長くなることを示します。
  • スループット—有効な入力データの連続するフレーム間の最小サイクル数を表示します。 スループットの値は、構成ダイアログボックスで指定されたオプションに基づいて設定されます。

    スループットシングルサイクルタイミングループの内側を選択した場合のみ有効になります。 シングルサイクルタイミングループの外側を選択すると、スループットが1呼び出し/サンプルに設定されます。これは、Express VIが呼び出されるたびにデータの受信が可能になるということです。
構成フィードバックこのExpress VIの実行方法に関する情報を示します。 この情報は、ユーザが指定する構成オプションに基づいています。 この情報は、シングルサイクルタイミングループの外側を選択した場合にのみ表示されます。

ブロックダイアグラム入力

パラメータ説明
リセット内部リサンプリングフィルタの状態をリセットします。 シングルサイクルタイミングループの外側では、リセットがTRUEの同じ呼び出しでExpress VIが再度開始されます。 シングルサイクルタイミングループの内側では、リセットがTRUEになった後にリセットがアサート解除される最初の呼び出しでExpress VIが再度開始します。 さらに、リセットがアサートされるサイクル間、ハンドシェイク信号が以下の動作を行います。
  • 入力有効は無視されます。
  • 出力準備完了は無視されます。
  • 出力有効はFALSEです。
  • 入力準備完了はFALSEで、リセットが長時間TRUEになるケースを処理します。 リセットがアサートされる場合、Express VIの入力準備は完了していません。
入力データフィルタリングするデータを指定します。
入力有効次の処理データポイントを受信したかどうかを示します。 先行ノードからこのExpress VIにデータを渡すには、先行ノードの出力有効入力有効に配線します。

ハンドシェイク端子を表示するには、構成ダイアログボックスでシングルサイクルタイミングループの内側を選択します。
出力準備完了後続ノードがこのExpress VIから返される新しい値を受信できる状態かどうかを示します。 デフォルトはTRUEです。 後続ノードの入力準備完了を現在のノードの出力準備完了に配線するには、フィードバックノードを使用します。
メモ あるサイクルで出力準備完了がFALSEの場合、同クロックサイクルで出力有効はFALSEを返します。
出力準備完了を表示するには、構成ダイアログボックスでシングルサイクルタイミングループの内側を選択します。

ブロックダイアグラム出力

パラメータ説明
チャンネル指標最後の有効な出力データに対応するチャンネルの指標を示します。
出力データフィルタ処理されたデータを返します。
出力有効このExpress VIが後続ノードで使用できる結果を計算済みの場合、TRUEを返します。 このExpress VIから後続ノードにデータを転送するには、出力有効を後続ノードの入力有効に配線します。 出力有効を表示するには、構成ダイアログボックスでシングルサイクルタイミングループの内側を選択します。
入力準備完了このExpress VIが新しい入力データを受信できる状態になるとTRUEを返します。 入力準備完了に先行ノードの出力準備完了を配線するには、フィードバックノードを使用します。
メモ あるサイクルで入力準備完了がFALSEを返した場合、次の1サイクルでこのExpress VIに書き込まれるデータはすべて破棄されます。 LabVIEWは、次のサイクルで入力有効がTrueである場合もこのデータを破棄します。
入力準備完了を表示するには、構成ダイアログボックスでシングルサイクルタイミングループの内側を選択します。

有理リサンプルの詳細

このExpress VIは、複数のチャンネルでのハンドシェイクをサポートします。


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