![]() | ヘルプをダウンロード(Windowsのみ) |
2Dおよび3Dプロットを作成するには、LabVIEW MathScriptウィンドウまたはMathScriptノードのMathScriptのプロット関数を使用します。
![]() |
メモ MathScriptノード内でプロットを作成するときは、プロットをLabVIEW環境に渡すことで、実行中にプロットを操作することができます。 |
プロットは、さまざまなプロットコンポーネントの特性であるプロット属性を操作することによりカスタマイズすることができます。MathScriptでは、ライン属性、プロット領域属性、プロット領域属性、およびテキスト属性をカスタマイズすることが許可されています。
プロット属性を使ってプロットをカスタマイズするには、以下の方法から選択します。
これら3つの方法で以下のプロットを作成することができます。
plotsクラスの関数が属性を受け入れる場合は、属性をスクリプト内で指定することができます。以下のスクリプトにより、プロット1を作成することができます。
w = 0:0.1:100;
a = sin(w);
b = sin(1.7 * w);
X = a + b;
plot(X, 'Color', 'g', 'Marker', 'o', 'Linestyle', ':')
Y = axes;
set(Y, 'YLim', [-5, 5], 'XLim', [0, 600]);
上のスクリプトが示すように、「plot」関数は2Dプロットを生成し、plot(X, 'Color', 'g', 'Marker', 'o', 'Linestyle', ':')によりプロット1の属性を設定します。また、plot(X, 'go:')のように、プロット属性を関数のヘルプページのattributesパラメータの順序どおりに並べてることにより、属性名を安全に省略してプロット1の属性を設定することもできます。
上のスクリプトで使用されている「plot」関数は、ラインオブジェクトへのリファレンスをobj出力の形で返すことができます。objリファレンスと「set」関数を使用して、ラインオブジェクトの属性値をカスタマイズすることができます。属性値を定義するために.mファイルを作成したい場合は、スクリプトから.mファイルを呼び出すことにより、カスタマイズされた値を適用することができます。この方法を使用すると、多くの異なるプロットにカスタム属性を適用することができます。以下のサンプルは、プロット1のライン属性を設定するカスタム.mファイルを定義する方法を示しています。
function myplots(plot_object)
set(plot_object, 'Color', 'g', 'Marker', 'o', 'Linestyle', ':');
以下のスクリプトを使用してmyplots.mを呼び出すことにより、プロット1を作成することができます。
w = 0:0.1:100;
a = sin(w);
b = sin(1.7 * w);
X = a + b;
obj = plot(X);
myplots(obj);
Y = axes;
set(Y, 'YLim', [-5, 5], 'XLim', [0, 600]);
プロットオブジェクトを作成して返す関数を使用してプロットを生成する場合は、LabVIEW MathScriptウィンドウのユーザインタフェースを通じてプロット属性を編集することができます。
以下の図は、LabVIEW MathScriptウィンドウの上部の変数リストでプロットオブジェクトをハイライト表示する場所と、下部のプレビューペーンでプロット属性を変更する場所を示しています。
プロットをカスタマイズするサンプルは、labview\examples\MathScriptディレクトリのMathScript Customized Plot.viを参照してください。
役に立った
役に立たなかった